フランス旅10 ストラスブールから隣街のドイツ・ケールへ

これまでの旅

フランスの東端にあるストラスブールから、ドイツにはみ出てみました。
国境となっているライン川に架かる橋を渡るとドイツのケールという街に行くことができます。


車でドイツに入りました。パスポート提示も検問も一切ありません。

青森ネタで恐縮ですが、五所川原がストラスブールだとして、岩木川渡ったらドイツ。柏のイオンモール行く感じでサクッとドイツです。川幅もそのくらい。郊外なので景色も似てました。

この日は5月8日の終戦記念日でフランスは祝日、ドイツは普通の日。
正式にはヨーロッパ戦勝記念日。ナチス・ドイツが無条件降伏を受け入れ降伏文書に署名した日だとWikipedia先生が言っていました。
ドイツ側は戦火に焼かれて古い建物が残っておらず、フランス戻った途端建物が古かった。世界史。

ケールには、本当にイオンモールみたいなショッピングモールがあり、ストラスブール のみんなも週末の買い出しによく行くのだそう。物価が少し違うのだそうです。例えばタバコの税率とか。なので安いものはドイツでまとめ買い。

フランス側は歴史建築が守られすぎてて、こういうショッピングモールみたいなの作りづらいのかもな…。
ケールの商店街は建物が若くて、日本でいう昭和後半のアーケード街。


それにしても今風の建物が多い。

教会もなんだか質素。
第二次大戦で、更地になるほど焼かれたのだろうか。

国を隔てるライン川に掛かる橋。自由に行き来できます。

川沿いは気持ちの良い公園でした。

私たちが訪れた少し前、4月の29日に、ストラスブールからケールまで繋がるトラムの路線が開通したのだそうです。
確かに、車体に双方の国の言葉で「ようこそ」と書かれたラッピングトラムが走っていました。
ようこそは、フランス語ではBienvenue、ドイツ語ではWillkommen。

つづく

このあと