岩手県立美術館のポップアート展を見に行った。
こんなにでかでかとキース・ヘリングの作品がポスターになってるから、
作品も色々展示してるんだろうと思いきや、
彼の作品は、確か1点のみ。
なんでこのポスターにしたの?
ウォーホルの作品はけっこうありました。
近くで見られて良かった。
作品展示数が多くて、見ごたえのある企画展でした。
私は、出口付近の現代の作家のコーナーが面白かったなー。
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あと、フォトグラファーのデイヴィット・ラシャベルの
作品が興味深かった。
て、この人、RIZEというダンス映画も作ってたんですね。
かなり前に見ました。ドキュメントだったような。
そう言われれば、映画のトレイラーでも、写真作品と似た
ライティングがあったような。
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ポップアートの定義自体よくは知らないけど、
こういう作品を見ると、屋外広告に必要な要素と似ていると思ったり。
線の太さやコントラストの明瞭さなど。
パッと見の引きの強さですね。
車で通りすぎるような場所でいかに目に入れるか。
近づかなくても情報を伝えられているかなど、
人の目を想像して作る。
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最近、看板も大型インクジェットで
そのまま出力出来るようになってきたせいか、
いろんな業種で屋外広告を作るようになってきてる。
ただ、パソコンのモニタでバランスは取れてるけど、
実際設置したときに、字が細かすぎて読めないような
ものが増えてると感じる今日この頃。
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クライアントの要望を盛り込んであげたい気持ちは
分かるけど、効果を出すことが目的だから、
そういうアドバイスがきちんとできる人間でありたいなー。
てか、アート見に行ってぜんぜん違うこと考えてるよ。
いやー、ポップアート展良かったです。
近所だったらもう一回行きたい。
図録欲しいけど、作家ごとのカタログの方がいいかな。