AOMORIトリエンナーレ2017 Classical部門「棟方志功国際版画大賞」 青森市

AOMORIトリエンナーレ2017Classical部門。見に行ってきました、よかった。
青森県立美術館のコミュニティギャラリーで2/3-2/18の16日間開催。

2018年に開催なのに2017なのっていうツッコミを何度か聞きましたが、去年から公募始まってるので2017でいいのではないでしょうか?

聞きかじりなので間違ってるかもしれませんが、ちょっと説明すると、
青森市が以前からやっている公募形式の版画コンテストの最新形態で、今年はAOMORIトリエンナーレの一部として開催されています。

 


AOMORIトリエンナーレ2017は2部門。
現代アーティストが展示をしている「Unlimited部門」に対をなす形で、
棟方志功国際版画大賞の今年度の受賞作品を展示しているのが「Classical部門」。

 

前回は「PRINT」をテーマに版画以外の作品でも良いという募集でしたが、今回は原点の版画に立ち返りClassical部門と銘打ったようです。
他にはない、版画大賞らしい展示だったと思います。

 

 

こちらの作品好きでした。抽象じゃないんだけど抽象的で。

 

 

立体ナンバーワンがこちらの作品で、写真だと伝わらないかもですが、、。

こちらが大賞受賞作品。素敵でしたよー!

全国からの作品です。国際ってついてるから海外からも応募あったのかな。
このまま個展できるじゃん!って個性とクオリティ。

思ってたよりサイズが大きい作品が多く、驚きました。100cm越え、多数。

このサイズだと県立美術館のスペースくらいないと展示できないもんね。
迫力もすごいし、技術がすごい。
版画って言っても技法はさまざま、どうやて作ったんだろうって作品もあります。

青森の人は子供のころさんざん版画やらされますが、
そういえば、頑張ったらどうなれるかが全然分からなかった、なぜやるのかも。

こういう展示はバンバンやって、こういう世界もあるんですよって子供達に知らせてほしいですよね。

図録はまだ、市役所駅前庁舎のインフォメーションセンターで販売してます。たぶん3/4のトリエンナーレ最終日まで。

今回みたいに著名アーティストの展示と一般の人も参加できる公募展が同時にあるってすごく好きです。お祭り感が増しますよね。

次はまた3年後かな。
もっと知名度出て人も応募もたくさんくるといいな。