北海道・東北アール・ブリュット展 青森県立美術館

青森県立美術館のコミュニティホールで開催中の展示です。

アール・ブリュット

フランス語で「生の芸術」って意味だそうで、英語だとアウトサイダーアート。

いわゆる学校で教わるような美術教育とは別の、もしくはそういう枠とか概念にまみれていない、という意味かなと理解しています。

素敵な展示でした。

すこしコミカルだったり不思議だったり。

そして何よりも、自由で力強くて、それが羨ましかった。

自分は美大出てるわけでなし、美術教育を受けたとは思ってなかったけど、こうして展示を眺めて初めて、ああ、学校で美術勉強したんだなと気づいた。

人はこう描く、犬はこういう形をしている、風景画はこう描く。そういう教育(一般の小中学で学ぶような)を受けたから、人並みに絵は描ける、既成概念を手に入れて、同時に個性を失ってきたのだなと。

大人になってから取り戻そうとしても簡単にはできない。

ここに展示されている作者たちは、そういう場所からは自由で、眩しかった。

あとほんとに楽しい。

今週末(12月3日)まで開催中だそうです。

私はこの鶴が好き。